2010年02月09日

雪の東海道線撮影記

鉄道ファンといえば暗い男性の代名詞といった観もありましたが、ドラマやアニメの影響もあって女性の鉄道ファンが増加しているといいます。現在では、鉄道ファンを形態ごとに分類し、例えば、列車に乗ることを趣味とする人を「乗り鉄」、列車の撮影を趣味とする人を「撮り鉄」、走行音または発車メロディなどを録音、または走行中の列車を録画する「録り鉄」(とりてつ)、廃止直前の路線や廃車間近の車両を趣味の対象とする人(またはその行為)を「葬式鉄」のように呼ぶようです(ウィキペディア『鉄道ファン』より)。当方も中学生の時に一眼レフを購入して以来四季折々の景色の中を走る列車を撮り続けている鉄道ファンの一人ですが、この分類に従えば、当方は撮り鉄ということになるのでしょう。

先週の日本列島は、すっぽりと冷蔵庫に収まったような大変寒い日々が続き、6日(土)は関ケ原付近の大雪で新幹線も遅れが出ていました。当方は以前から、雪を被った伊吹山(滋賀県と岐阜県の県境)を背景に東海道線を快走する列車を撮影してみたいと思っていたのですが、休日と雪の後の晴天という自然条件が上手く合わず、これまで実現できずにきました。明日7日(日)は一日フリーですし、天候も悪くないようです。北国の天気は変わりやすいので明日の天候にもよりますが、撮影に出かけることに一応決めて簡単な準備をしておきました。当日の朝に現地の天気情報を確認すると午前9時頃からは晴れとなっています。それではと11時前に大阪を出発し、名神・吹田ICから北陸道・米原ICまでとばし、国道21号線を経由して約2時間ほどで、伊吹山をバックに東海道線の上り列車が狙える有名な撮影場所(いわゆる「お立ち台」)に到着しました。このお立ち台は東海道線の近江長岡〜柏原間(次が関ケ原)の線路を横切る道路ですが、何人かの先客が踏切の手前まで三脚を立てて並んでいました。なお、本稿で紹介するお立ち台の具体的場所は「柏原周辺お立ち台」(クリックすると拡大します)をご覧ください。

当日はお立ち台から青い空の下で白く輝く雄大な伊吹山を見ることができました。天候に感謝です。ここで特急「しらさぎ」(クリックすると拡大します)を撮影した後、ここから1.5Kmほど北にある次のお立ち台に移動しました。ここは新幹線の背後に伊吹山を入れて撮影することができるポイントですが、すでにカメラの放列が出来ていました。この時簡にカメラを構えているお仲間の狙いは、当方同様、今月いっぱいで東海道新幹線から引退する500系車両のはずです。500系は鋭く伸びたロングノーズと丸みを帯びた独特の車体形状で人気がありますが、このスタイルが災いし、居住性の乏しさ、使い勝手の悪さから乗降客の多い東海道から引退することとなったのです。

500系「のぞみ」(クリックすると拡大します)の撮影を終えると機材を撤収して帰路につきました。現地滞在時間2時間の慌ただしい移動ですが、天候にも恵まれ充実した一日を過ごすことができました。


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