安達司法書士.comブログ:遺言執行者は相続人の代理人 - livedoor Blog(ブログ)

2005年04月25日

遺言執行者は相続人の代理人


改正不登法の施行から1ヵ月以上が経過しました。時間が経つのが本当に早いです。


遺言執行者である弁護士から、公正証書遺言による相続登記について相談を受けました。

相続人が登記をせずに放置しているので、弁護士から当方への委任状を提供するから登記手続きができないか、というものです。
司法書士試験の過去問にもある典型的な論点です。

結論は、遺言の内容が「特定の不動産を特定の相続人に相続させる」であればできません。一方、「特定の不動産を特定の相続人に贈与する」すなわち遺贈であれば可能です。

この差は、相続登記は単独申請(不登63)・遺贈は原則どおり共同申請(不登60)で行われる点にあるとされています。

判例上も、所有権移転登記を取得させることは民法1012条1項にいう「遺言の執行に必要な行為」には当たるが、相続登記は相続人が単独で登記申請できるから、遺言執行者は登記手続きをすべき権利も義務も有しないとされています(最高判平成7.1.24時報1523.81)。

このようなケースでは、当事者がその気にならなければ放置しておくしかないということでしょうか!?


右指しホームページを立ち上げました(2005/4/23)。


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horiemon3_ at 16:01│Comments(0)TrackBack(0)不動産登記 

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