安達司法書士.comブログ:会社法関連記事から - livedoor Blog(ブログ)

2006年05月03日

会社法関連記事から


本日の朝日新聞朝刊経済面に掲載されている会社法関連記事を読んでいて、思わず目が留まりました。

それは、東京大田区で町工場を経営する有限会社の社長さんの談話でした。

『「もう有限会社は作れないんだからむしろ宝物だ。株式会社にしたところで銀行が簡単に融資するわけがない。」と笑った。』
さらにこの記事は、『東京商工会議所などは「経営の自由度が高まる会社法の活用」を呼びかけるが、株式会社に変えたいという有限会社の経営者は少ないという。動きが鈍い背景には、厳しい経営環境もあるようだ。』と書いています。

マスコミを筆頭に「格差社会」という言葉が盛んに使われていますが、中小企業の法務に携わる司法書士にとっても無縁の話ではないようです。

旧有限会社法(67)では株式会社への組織変更には資本金の制限がありましたが、会社法の下ではこの制限もなくなり(組織変更ではありませんが!)、かなりの数の特例有限会社が通常の株式会社へ移行するといわれています。

しかし、特例有限会社から通常の株式会社への移行が目論見どおりに進むかは、今後の経済動向にも影響を受けるのではないでしょうか。

ところで、株主総会議事録については2006年年頭に「株主総会議事録の署名義務者はいない!?」をお送りしましたが、法務省のWebサイトに公開された株主総会議事録の様式を見ると、取締役会非設置会社の役員改選の株主総会議事録を除けば、ほぼ当方の推測どおりの運用がされるようです。

取締役会設置会社(旧株式会社は定款を変更しない限りこれに該当します。)では、商号変更あるいは株式譲渡制限規定の設定等取締役会議事録(こちらは従来どおり出席取締役等の記名押印が必要)の添付が必要のない登記では、「議事録作成者」として代表取締役だけが押印した株主総会議事録を添付する扱いが増えるのではないでしょうか!?


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