安達司法書士.comブログ:ユーザーの声を聞け! - livedoor Blog(ブログ)

2011年03月08日

ユーザーの声を聞け!


法務省オンライン申請システムの対象手続の一部(不動産登記、商業・法人登記等)が、先月14日から新システムである「登記・供託オンライン申請システム」に切り替わりました。新システム稼動から一ヶ月近くが経とうとしていますが、アクセス集中によるシステムダウンはもちろん、その他の大きな障害も発生していないようです(もちろん皆無ではありません)。

新システムの専用ソフトである「申請用総合ソフト」は、これまでの「登記申請書作成支援ソフトウェア」と比べて、環境設定の簡素化と操作性の向上が図られています。「申請用総合ソフト」のWebサイトでは、新機能の一つとして「登記申請書から登記識別情報関係様式(登記識別情報を格納するファイル)への入力内容の転記」が紹介されています。同ページによれば、申請書様式中に設けられた「登識提供様式作成」ボタン(画像の赤四角で囲んだ箇所)から作成する場合は、申請情報に入力された内容が自動で転記され、申請書で入力済の項目について、再度入力する必要がないとされています。

細かい事なのですが、「登記識別情報提供様式作成」画面を見ていて気になったことがあります。この画面には、「申請書作成・編集」画面にある「外字挿入」ボタンがありません。「登記識別情報関係様式」の作成では、外字をサポートしていないのでは?そこで、試しに義務者の住所に外字挿入を行なったデータから「登記識別情報提供様式」を作成してみると、案の定、転記された外字タグにより「入力チェックエラー」(画像参照)が発生しました。早速、「登記・供託オンライン申請システム操作サポートデスク」宛てに、この点について照会を行いました。

照会メール送信から三週間経過した本日、「登記・供託オンライン申請システム操作サポートデスク」から回答のメールが届きました。

― 回答全文 ―
登記・供託オンライン申請システム操作サポートデスクです。
回答が遅くなり、大変申し訳ありません。
登記識別情報提供様式作成画面では、外字を使用することができません。
申請書から外字が転記された場合、該当部分を削除の上、
常用漢字を入力してご対応いただきますよう、お願いいたします。

実にあっさりとしたものです。少し補足すれば、削除する「該当部分」は、自動転記により当該入力欄に表示されている外字タグ(<外字>〜</外字>)を指します。外字タグをそっくり削除後、「申請用総合ソフト」で使用できない文字(例えば、「=はしごだか」)に替えて、使用できる文字(例えば、「高=くちだか」)を入力します。なお、転記機能の改善予定についても回答を求めたのですが、一切触れられていません。

この程度の回答にこんなにも時間が掛かるとは…
『便利機能がかえって邪魔だった』と言われないように、ユーザーの声を反映して常にシステムの改善に努めていただきたいものです。


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