梅花の「くろしお」撮影記 : 安達司法書士.comブログ

2012年03月05日

梅花の「くろしお」撮影記

ブルートレイン日本海が定期運用から退く17日、新大阪〜白浜駅間の381系「くろしお」の4往復(7月までに京都・新大阪〜白浜駅間7往復)が新型車両287系に置き換えられます。加えて、紀勢本線を走るJR西日本の特急「オーシャンアロー」と「スーパーくろしお」の列車名が「くろしお」に統一されます。


287系試運転列車それにしても新型車両287系、編成の自由度を考慮して前面貫通型を採用したことは分かりますが、白一色でのっぺりした先頭部デザインはもう少し何とかならないものでしょうか。ヘッドマークが理想ですが、それが無理ならば、せめてヘッドライト周りに帯を入れたらどうなんでしょう。画は(画を押すと拡大します)、有名撮影地千里浜(岩代〜南部駅間)を行く287系6両編成の試運転列車。381系の置き換え完了とともに「くろしお」のヘッドマークも見納め( ´_ゝ`)


さて昨日、梅で有名な和歌山県みなべ町へと車を走らせました。この時期に梅と思われるかもしれませんが、今年は寒さの影響で開花が例年より半月程度遅れており、今月に入ってやっと見頃を迎えたようです。目的はもちろん、「くろしお」と梅花を絡めて撮影することです。みなべ町へ行く前にちょっと寄り道。


冷水俯瞰283系行き先は、和歌山駅近くで海を入れて撮影できる場所、紀勢本線冷水浦(しみずうら)〜 加茂郷(かもごう)駅間のトンネル上の俯瞰ポイント。阪和自動車道海南ICから国道42号を有田方面へ3kmほど走って、左手に釣具店が見えたら、すぐ先のトンネル手前の道を右に曲がります。眼下に線路と広がる海が臨めます。画は(画を押すと拡大します)、283系「オーシャンアロー1号」、撮影時刻は9:09、125mm相当で撮影。来た道を引き返し再び阪和自動車道へ。


みなべICで降りて、お目当ての梅林を臨む撮影地に向かいます。撮影地の詳細は、過去ログ「初秋の紀勢線・貴志川線撮影記」をご覧いただくとして、昨年の台風12号のすぐ後にここを訪れていますが、あの時とは全く違う風景に少し驚き。元気に茂っていた緑の葉はなく、今は白い花が咲き乱れています。ただ、天気は予報どおりの雨模様。

梅林と381系_1画は(画を押すと拡大します)、増結され9両編成の381系「スーパーくろしお3号」、撮影時刻は11:01、120mm相当で撮影。厚い雲に覆われた空がバックでは白い花は映えないのですが、ここは俯瞰ポイントなので助かりました。

梅林と381系_2画は(画を押すと拡大します)、基本6両編成の381系「くろしお5号」、撮影時刻は11:36、135mm相当で撮影。三脚を一番縮めた状態にして、あえて低い視点から撮って花を強調してみました。

湯浅の日帰り温泉「二の丸温泉」で一風呂浴びて次の場所へ。朝一番に寄った俯瞰ポイントのすぐ近く、冷水港で撮影することに。国道42号「冷水」の信号を右折、冷水地区の民家を抜けて線路を渡れば、奥に港と海が見えてきます。冷水浦駅からの道順はこちらをご覧ください。

381系疾走画は(画を押すと拡大します)、381系「くろしお22号」、撮影時刻は16:04、120mm相当で撮影(トリミングあり)。同じ様な画ばかりでは面白くないので、シャッタースピード1/30秒で流してみました。

冷水港を行く381系画は(画を押すと拡大します)、381系「スーパーくろしお17号」、撮影時刻は16:13、43mm相当で撮影。このポイントからは、6両編成の特急列車はちょっと窮屈。4両編成のローカル列車の方がすっきり収まります。


多くの鉄道ファンでごった返している滋賀県内と違い、こちらは静かなものです。人も少なく、ゆっくりと撮影を楽しめました 。

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