桜の大井川鐵道撮影記 : 安達司法書士.comブログ

2016年04月03日

桜の大井川鐵道撮影記

いよいよ日本列島が桜色に染まる季節がやって来ました。ここ数年、桜のシーズンは割と近場で済ませていましたが、今年は家族旅行を兼ねて、4月1日(金)〜2日(土)の一泊二日で静岡県まで足を延ばしました。


一日目は早朝に家を出て、静岡県中部を流れる大井川に沿いながらSL列車が毎日走る「大井川鐵道」へ。この時期、桜とSLを求めて多くの鉄道ファンで賑わいます。それで人が少ないであろう平日に行くことにしたんですが、名神高速に乗る時点で既に雨。今後の天気が気になるところ。


静岡県に入ると、止んでいた雨がまた降ってきた。新東名・島田金谷ICを出て国道473号を北上するころには本降りに。それでも予定どおり、下りのSL列車3本を移動しながら撮ることにします。なお、ポイントの検索は、それぞれの〔地図〕をクリックしてください。


桜の大井川鐵道_1大和田駅の分岐を過ぎて間もなく、道の両側に植えられたソメイヨシノが作る「桜のトンネル」が見えてきました。が、雨で散り始めた花もあります。「桜のトンネル」の先が最初の撮影地。もうすでに、反対車線のガードレールに貼り付くようにして待機しているお仲間がいる。画は(クリックすると拡大します)、白煙を上げてやって来たC10-8号機「さくら13号」(1003レ)、撮影時刻は11:03、105mmで撮影。急いで撤収 −〔地図〕−


来た道を大和田駅まで戻ります。片面ホームの小さなこの駅は桜に囲まれていて人気の撮影地。ホーム反対側の河原への階段で撮るのが定番のようですが、当方はホームの南端から狙うことにした。画は(クリックすると拡大します)、舞い散る桜の中をいくC56-44号機「かわね路1号」(101レ)、撮影時刻は12:15、70mmで撮影(トリミングあり)。−〔地図〕−

大和田駅から金谷方向に歩くこと10分。丘の上にピラミッド型の喫茶店「お茶ぼっこ」があります。店の前からはすぐ下を通る線路、大井川と桜並木、そして茶畑と、ローカル色豊かな鉄道の風景を切り取ることができます。画は(クリックすると拡大します)、C10-8号機「さくら15号」(1103レ)、撮影時刻は12:31、31mmで俯瞰撮影(トリミングあり)。−〔地図〕−


ハナモモと21000系大井川鐵道の魅力はSL列車にとどまらず、全国の私鉄を引退した懐かしい車両に出合えるのも魅力です。とくに関西人に馴染み深い車両が多いです。せっかくですから、一本目のSL列車を撮った後に、家山駅の近くで普通電車をカメラに収めました。画は(クリックすると拡大します)、南海電鉄高野線で活躍した21000系“ズームカー”(7レ)、撮影時刻は11:37、仰ぎ気味に75mmで撮影。築堤の桜とピンクのハナモモが雨に打たれて少し悲しそう。−〔地図〕−


やはり桜に雨は、、、灰色の空に淡いピンク色は映えません。残念な思いで初めての大井川鐵道の撮影は終了。昼食は静岡市の「元祖 丁子屋」で取りました。十数年ぶりの“とろろ汁”、変わらぬ味に満足。


桜の尾奈駅二日目も朝からすっきりしない空模様。仕方なく、帰りがてら浜名湖北岸を走る「天浜線」の尾奈駅に寄るという計画に変更。尾奈の自慢は駅前にある“うなぎのトイレ”。もちろん、訪れた目的はトイレではなく桜です。画は(クリックすると拡大します)、TH2100形2連の掛川行き上り普通列車(130レ)、撮影時刻は12:36、白い花(大根の花とのこと)が咲き乱れる築堤から110mmで撮影。この後、「うなぎ千草」で鰻重を食した。外はカリっ、中はフワっ、価格もリーズナブル!


今回は天気に恵まれなかったが、温泉に入って美味いものを食べて、家族でゆっくり過ごすことができたので良しとしますか。

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