桜の樽見鉄道撮影記 : 安達司法書士.comブログ

2010年04月12日

桜の樽見鉄道撮影記

2月にお送りした「雪の東海道線撮影記」に続く鉄道撮影記シリーズ第二弾です。いつからシリーズになったの??なんて思われた方もいるかもしれませんね。


淡墨桜テレビに流れる各地の満開の桜の画に誘われ、昨日の日曜日、岐阜県の樽見鉄道に定番の車で出かけてきました。樽見鉄道は、JR東海道本線の大垣駅から分かれて岐阜県本巣市の樽見駅に至る第三セクター鉄道で、普段はレールバスがのんびりと走っていますが、毎年4月に2週間程度の「桜ダイヤ」が組まれています。桜ダイヤは、終点の樽見駅近くにある樹齢1500年の淡墨桜の見物客を輸送するために組まれた特別ダイヤです。淡墨桜が満開になったこの日(画を押すと拡大します)、道路は車で溢れ、列車も見物客でいっぱいのようで、途中駅からは乗車できずにホームに残されたお客さんもいたようです。


桜の日当駅桜の時期の樽見鉄道は、単に淡墨桜へのアクセス路線にとどまりません。この路線は、沿線や駅に桜の木が実に多く、終点まで車窓に展開する満開の桜を堪能することができます。残念ながら淡墨桜と列車を絡めた写真を撮ることはできませんが、沿線には桜の撮影ポイントが随所にあり、「撮り鉄」にとっても魅力的な路線なのです。画は(画を押すと拡大します)、撮影ポイントの一つである終点近くの日当(「ひなた」と読みます)駅です。ちなみに、樽見鉄道の現HPのトップを飾っている画は、この駅の手前にある鉄橋を渡ったところを撮影したものです。


桜の谷汲口駅樽見鉄道で最も有名な撮影ポイントは、桜に埋もれたような谷汲口駅でしょう。当方がこの駅を訪れるのはこれで2度目ですが、前回は、桜が満開の時期を過ぎて葉桜になりつつあり満足のいく画は撮れませんでした。今回は、満開から散り始めといったところでしたが、ご覧いただく方にこの駅の魅力を感じていただける画(画を押すと拡大します)が撮れたと思っています。普段は無人の谷汲口駅ですが、駅前から桜の名所である谷汲山行きのバスが出ていることもあり、桜の時期は臨時の駅員さんが配置されています。


今日は全国的に雨模様のようで、文字どおりに「花散らしの雨」となってしまうのでしょうか。そういえば、先ほどの駅員さんが『今年のシーズンも今日で終わりやなぁ』っていってましたっけ。

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