2010年11月29日
紅葉の嵯峨野観光鉄道撮影記
日曜日は二週続けての撮り鉄でした。今回の被写体は、京都の紅葉の名所、保津峡を走る嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車です。嵯峨野観光鉄道はJR山陰本線の旧線(嵯峨嵐山~馬堀間)を観光用に再利用したもので、一般的には、「嵯峨野トロッコ列車」とか、単に「トロッコ列車」と呼ばれています。
まず、JR山陰本線保津峡駅(以下「保津峡駅」といいます)に向かいました。嵐山から清滝道を走り、「愛宕寺前」バス停手前で左折し戻るように下り、有名な赤い鳥居に沿って右へ曲がります。ここからは木々に囲まれた狭い道(府道50号)を上っていきます。六丁峠を過ぎるとトロッコ保津峡駅までは下り坂。左手に保津川に架かる吊橋が見えるとトロッコ保津峡駅。そこから500mほどで、橋梁上の高架駅である保津峡駅を眺めることができるポイント。画は(☞画を押すと拡大します)、次のカットを撮影後、車を駅前に停めて徒歩でアクセスし、このポイントから50mm相当で撮影したものです。
トロッコ列車は、下りは運転台のある客車を先頭に最後尾にDE10形ディーゼル機関車を連結していますが、上りはディーゼル機関車が先頭になります。トロッコ列車のお手軽撮影ポイントは保津峡駅の下りホーム。光線状態の良い午後の上り列車がお勧めです。画は(☞画を押すと拡大します)、紅葉の保津峡を行く上り列車、撮影時刻は12:47、75mm相当で捉えたもの。保津川下りの舟を絡めることができればベストなのですが、タイミング悪く数分前に下っていったばかり。天気も曇り空で紅葉の鮮やかさも今一つ。
来た道を戻る途中、六丁峠の手前で保津川橋梁を渡るトロッコ列車を狙います。ここは、トロッコ保津峡駅(旧山陰本線保津峡駅)からアクセスし易く、山陰本線旧線時代も有名撮影ポイントでした。撮り鉄ではない先客の方と写真談義をしながら時間を過ごしていると、トロッコ保津峡駅を発車するDE10の警笛の音。画は(☞画を押すと拡大します)、晩秋の保津川橋梁を渡る上り列車、撮影時刻は13:52、75mm相当で撮影。それにしても、高いところはあまり得意ではないのに俯瞰ポイントばかりです
最後に、嵐山から近い車折神社(くるまざきじんじゃ)に寄りました。この神社は境内に芸能神社があり、桜と紅葉の隠れた名所です。最寄り駅である京福電気鉄道嵐山本線(通称「嵐電(らんでん)」)の車折神社駅を降りるとその前が神社の北門。その北門に続く境内の石畳から車折神社駅を撮影。画は(☞画を押すと拡大します)、車折神社駅に入る嵐電モボ631形、撮影時刻は14:54、70mm相当で捉えたものです。
天気には恵まれませんでしたが、それなりに紅葉を堪能した一日でした。
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この記事へのコメント
少し写真をかじってる者ですが、二枚目のトロッコ写真はどこから撮影したものでしょうか?
保津峡駅の下りホームからの撮影なのでしょうか?
行ったことないので。。
よろしければお願いします。
たかゆき さん
コメント有難うございます。
仰るとおり、JR保津峡駅の下りホームから撮ったものです。ホームから嵯峨野トロッコ列車が見下ろせます。
---安達司法書士---
お忙しい中、返事ありがとうございました!!