2011年03月07日
早春の湖西線撮影記
3月4日付の京都新聞電子版に『「雷鳥」有終 撮り鉄ラッシュ 湖西線沿線』というタイトルの記事が載っていた。この記事の中では、12日のダイヤ改正で姿を消す特急「雷鳥」を撮影しようと、滋賀県内の撮影ポイントが多くの鉄道ファンで賑わっていることが紹介されています。
私も湖西線は昨年末、1月と短い間に二度訪れ、いずれも「雷鳥」を撮影しています。上記の記事に触発された訳ではありませんが、昨日、またまた出かけてきました。
朝一は、定番の「日本海」と「雷鳥」の撮影からスタートです。お仲間が多数集まりそうなポイントは避けて、近江中庄駅の1.5kmほど手前にある「貫川内湖(ぬけがわないこ)」に向かいました。比良山系の水面への映り込みを期待したのですが、この日は曇りがちの天気でダメ。内湖に背を向けての撮影となりました。自然相手ですから止むを得ません。三脚にカメラをセットして先客の方と話をしていると、「日本海」の先頭に立つEF81のヘッドライトが見えてきました。それでは、ここで撮影した画をご覧ください。
まだ雪を被った比良山系をバックに駆ける寝台特急「日本海」、撮影時刻は8:53、63mm相当で撮影(
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)。
「日本海」の後を駆け抜ける485系特急「雷鳥8号」、撮影時刻は9:03、90mm相当で撮影(
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)。
来た道を近江高島まで戻ります。駅前から国道161号を4kmほど進むと、右手山側に農産物直売所「うかわファームマート」があり、すぐ先に線路をくぐる道が見えます。その道を右折して正面の湖西線をくぐり、棚田の中を100mほど上がれば、線路の奥に琵琶湖を眺めることのできる有名撮影ポイント「鵜川たんぼ」に到着。棚田には先週降った雪がまだうっすらと残っていました。画は(
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)、琵琶湖をバックにS字カーブを駆け下りてきた大阪行き「トワイライトエクスプレス」、撮影時刻は11:33、210mm相当で撮影。
国道161号をさらに南下します。志賀駅口から県道558号に入り1km弱進むと、左手に「中田園芸」があります。大津側からは「びわ湖バレイ口」の先になります。そこを通過してすぐの細い道を左折し、すぐの角を左折します。線路と琵琶湖が見渡せればそこがお立ち台。画は(
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)、琵琶湖畔を駆け抜ける往年の新快速電車117系(現在は普通列車として活躍中)、撮影時刻は12:45、焦点距離は220mm相当、天気が良くないのでシャッタースピード1/30秒で流してみました。この日はこれにて終了。
まもなく「雷鳥狂想曲」は終焉を迎えます。
最後は、北方貨物線を通って大阪駅へ回送される485系特急「雷鳥33号」、撮影時刻は16:59(撮影日は上の画と異なる)、225mm相当で撮影した画(
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)で、締めとします。
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