梅雨の山陰線撮影記 : 安達司法書士.comブログ

2011年06月20日

梅雨の山陰線撮影記

いわゆる「1000円高速」が昨6月19日をもって終了しました。これまで撮影に出かける度に、この制度の恩恵に与っていたので残念ですが、『東日本大震災の復興財源確保のためなら仕方ないか』というのが大方の意見でしょう。なお現在も、「休日(土日祝日)」の普通車の「終日5割引」は継続されています。


近畿地方は梅雨の真っ最中、土日もすっきりしない天気が続きました。そんな中、京都府の中丹地域から中部地域にかけて、山陰本線の撮影に出発。新御堂筋(国道423号)から箕面の山をトンネル(有料)で越えて亀岡まで行き、そこから、無料化社会実験中(こちらも昨日まで)の京都縦貫自動車道に乗り丹波ICまで走りました。


吉尾沢橋梁を渡るKTR8000形京丹波町にある下山駅から駅前を通る府道26号を進むと、道は左に曲がり線路を横切ります。踏切を渡れば、緑の谷に「JR 山陰本線 吉尾沢橋りょう」と書かれたガーダー橋、鉄橋を望む路肩に咲き始めの紫陽花(アジサイ)。画は(クリックすると拡大します)、吉尾沢橋梁を渡る北近畿タンゴ鉄道所有のKTR8000形「はしだて2号・まいづる6号」、撮影時刻は11:23、アジサイにピントを合わせて39mm相当で撮影。踏切とディーゼル特急の音で一瞬破られた静寂は、すぐに静けさを取り戻しました。早々に撤収して、国道27号を山陰本線に沿って西へ進みます。


里山風景の中を走る183系下山駅から二つ目の安栖里駅(あせりえき)を過ぎて3kmほど走ると「出野橋」の看板があるので左折、線路を跨いで府道450号に出ます。広野郵便局を越えれば「お立ち台」に到着。電車の場合、最寄の立木駅から歩いて20分ほどです。車から降りた途端に降り出した雨、列車が通過する少し前に止んで明るくなってきました。画は(クリックすると拡大します)、田植えが終わった里山風景の中を走る国鉄色の183系「きのさき3号」、撮影時刻は12:20、40mm相当で道路右側の畦道から俯瞰気味に撮影。来た道を引き返し、南丹市にある日吉駅を目指します。


桂川を渡る113系5300番台日吉駅を出た上り列車は、蛇行している桂川を4回渡って、次の船岡駅に到着します。今回の撮影地は日吉駅から2番目の「第二殿田川橋りょう」、被写体はダイヤ改正後も辛うじて生き残った113系。画は(クリックすると拡大します)、桂川の支流を渡る113系5300番台普通列車(1140M)、撮影時刻は14:05、川原に下りて63mm相当で撮影。ただ、ファインダーに飛び込んできたのは「湘南色」ではなく、抹茶・和をイメージした深緑色の車体。正直ガッカリです。ちなみに、113系は、終点園部駅に14時12分に着くと、同駅46分発の1137Mとして福知山駅に戻ります。


桂川での撮影を終えた頃には雨も上がって薄日も射してきましたが、体にまとわり付くような蒸し暑さ。この日の撮影はここまで…


「梅雨の山陰線撮影記」はまだ続く

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