2011年06月27日
梅雨の山陰線撮影記 2
お約束通り、前回に引き続き、「梅雨の山陰線撮影記」をお送りします。昨日はまず、中国池田ICから中国自動車道、舞鶴若狭自動車道、北近畿豊岡自動車道を経由して、兵庫県中北部の和田山ICに向かいました。「1000円高速」が終了したせいか分かりませんが、渋滞も無くスムーズに走ることができました。一方、肝心の天気は、北に向かうにつれてどんよりとした曇り空で、時折雨も降っています。
和田山ICからは国道312号を走ります。国道9号と交差する「一本柳」交差点を直進し、県道104号の「玉置橋」の手前を円山川に沿って鉄道橋まで進みます。ここが山陰本線の定番撮影ポイント「円山川橋りょう」、雨で水量の増えた川の流れを入れて撮影することにします。ちなみに、和田山駅から歩いても10分ほどです。画は(クリックすると拡大します)、「円山川橋りょう」を駆け抜ける183系「こうのとり12号」、撮影時刻は10:11、48mm相当で撮影。豊岡市内から国道178号を北上して、日本海側の香住を目指します。
香住の街中を過ぎて4kmほどで右折して、鎧駅(よろいえき)に続く県道166号を下ります。右手にトンネルから手前に延びる線路が見えたらポイントに到着。香住駅を出た下り列車は、いくつかのトンネルを抜けて鎧駅に到着しますが、最後に抜けるトンネルがこのトンネル(「仕立トンネル」といいます)。梅雨本番になると、出口付近の土手に植えられた多くのアジサイ(紫陽花)が、ローカル線の風景に彩を添えてくれます。画は(クリックすると拡大します)、「仕立トンネル」から飛び出したキハ189系「はまかぜ1号」、撮影時刻は12:58、168mm相当で撮影。鎧駅を通過した「はまかぜ1号」は、トンネルを抜けて「余部橋梁」を渡ります。
鎧駅はトンネルとトンネルの間に挟まれた山間の無人駅。相対式ホーム2面2線を持ちますが、現在は駅舎のある1面1線のみで運用されています。使用されていない海側のホームは、日本海を望む絶景ポイント、朝ドラ「ふたりっ子」などのロケ地としても使われました。雨が強く降ったり弱まったりの1時間ほどの間に数カット撮影。
餘部方のトンネルを出て構内に入線するキハ47形(172D)
撮影時刻は12:23、42mm相当で線路脇のアジサイを絡めて撮影
(クリックすると拡大します)
日本海を車窓にキハ47形(174D)が行く
撮影時刻は13:33、57mm相当で駅舎側のホームから撮影
(クリックすると拡大します)
撮影後は、養父市にある「道の駅・但馬楽座」で一汗流して帰ります。運良く昨26日は「ふろの日」で入浴料金が半額。お疲れ様でした
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