2011年10月03日
秋の播但線撮影記
播但線は山陽本線の姫路駅と山陰本線の和田山駅を結ぶ路線。同じ陰陽連絡路線の伯備線に比べ、路線距離も短く、電化区間も姫路〜寺前駅間に留まっており、よりローカル色が強い路線です。昨日、その播但線の秋の色を求めて、兵庫県のほぼ中央にある神河町(かみかわちょう)に出かけました。
播但連絡道を市川北ランプで降り、新野駅(にいのえき)を目指します。新野駅の近くには「新野水車の郷」があり、水車のある風景を撮影しようと多くの人たちが訪れます。画は(クリックすると拡大します)、新野駅に進入するワインレッドの103系3500番台普通列車(5628M)、撮影時刻は10:11、66mm相当で駅の西側から撮影。水車を絡めてすっきりした画を撮るのは難しい…。県道404号を北に向かいます。
寺前駅を過ぎて2kmほど走った大河地区、道路と右手の線路との間にコスモス畑があり、絶好の撮影ポイントになっています。ただ、今年はコスモスの生育が悪いようで、背が伸びておらず、花もまばらに咲いている状況でした。画は(クリックすると拡大します)、6両編成のキハ189系「はまかぜ1号」、撮影時刻は11:17、37mm相当で撮影。キハ189系がエンジン音を響かせてコスモス畑の横を走り抜けて行きました。国道312号に出てさらに北上します。
朝来市に入り、生野銀山で有名な生野町を越え、円山川を挟んで線路と並走します。「朝来インター東」で左折して国道429号に入り、線路を渡って西側に出ます。朝来の中心駅である新井駅(にいえき)の1.5kmほど先で車を止め、歩いて線路の築堤が見える場所に移動。のんびりとした山里風景の中で数カット撮影。
「銀の馬車道」のラッピングが施されたキハ41形を先頭にした普通列車(1236D)、撮影時刻は14:39、216mm相当で撮影(クリックすると拡大します)。彼岸花とコスモス、どちらも秋を象徴する花ですが、コスモスにどうしてもレンズを向けてしまいます。
「天空の城」と呼ばれる「竹田城跡」を望む築堤を駆け抜ける6両編成のキハ189系「はまかぜ4号」、撮影時刻は15:08、300mm相当で撮影(クリックすると拡大します)。山頂に築かれた竹田城の大きな石垣が見える。
外での撮影が気持ちよい季節になりましたが、昨日は、午後2時を過ぎる頃から寒気の影響で北風がやや強く吹いて、寒さを感じました。そんな時は日帰り温泉。和田山IC近くの「よふど温泉」に立ち寄りました。
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