2011年11月27日
紅葉の叡山電鉄鞍馬線撮影記
昨土曜日は予報どおり久々の秋晴れの週末。鉄道風景の撮影を本格的に始めてから週末の天気は自然とチェックしていますが、天気の予報精度の高さに改めて気づかされます。朝ご飯を食べながらニュースを見ていると、京都市内の紅葉が見ごろを迎え、天気も一日を通して晴れとのこと。もうじっとしていられず、昼からバタバタと叡山電鉄鞍馬線の撮影に出かけました。
鞍馬線は「紅葉が美しい鉄道路線」の2位にランクするほど沿線は紅葉の名所。特に市原〜二ノ瀬駅間で見ることができる「もみじのトンネル」は観光客に大人気。この時期山の日が落ちるのは早いので、貴船口、二ノ瀬両駅周辺で手早く撮影していきます。
メープルオレンジ色のデオ900形「きらら」下り普通列車、撮影時刻は14:13、焦点距離は46mm相当(クリックすると拡大します)。貴船口駅を出て緩い坂道を下ると、朱色の欄干の梶取橋が鞍馬川に架かっています。右手の欄干から手前のもみじを入れて撮影。
メープルレッド色のデオ900形「きらら」下り普通列車、撮影時刻は14:50、焦点距離は27mm相当(クリックすると拡大します)。山の斜面にある二ノ瀬駅の細い階段を下りて、鞍馬川に沿って左手に300mほど歩くと踏切に出ます。向かい側は富士神社。踏切を渡って神社の前の坂道からもみじを入れて撮りました。
メープルレッド色のデオ900形「きらら」上り普通列車、撮影時刻は15:16、焦点距離は135mm相当(クリックすると拡大します)。上の神社と逆の右手(市原駅方面)に歩くと、叡山電鉄の鉄橋を潜って府道38号に出ます。合流地点から鉄橋の上を行く列車を撮影。
デオ800系下り普通列車、撮影時刻は15:29、焦点距離は135mm相当(クリックすると拡大します)。貴船口駅に入線する出町柳駅からの列車をホームから撮影。列車が到着する度にホームはごった返します。
二ノ瀬駅上りホームにはログハウス風の待合室ともみじの大木があり、「貴船もみじ灯篭」開催期間中はライトアップされます。貴船口、二ノ瀬両駅周辺で一通りの撮影を終えたのが16時前、ライトアップが開始される日没まで暫し休憩。17時前に集落を挟んで二ノ瀬駅の反対側を走る府道38号から点灯を確認し、先ほどの階段を上がって上りホームに出ます。画は(クリックすると拡大します)、デオ800系上り普通列車、撮影時刻は17:13、焦点距離30mm相当、SS1/8秒(ISO感度1000)で撮影。日没直後の数十分、青さの残る空とライトアップされた紅葉のコントラストは実に見事です。
11月は岐阜県下呂に始まり、兵庫県丹波篠山、そして今回の京都市鞍馬貴船と巡って来ましたが、何処も紅葉の色が悪く、鮮やかな赤の紅葉に出合うことができませんでした。
ランキングに参加中…クリックをお願いします.
この記事へのコメント
ほんとに助かりました。ありがとうございます。
「愛宕寺前」バス停手前で左折し戻るように下り、と書いてあった所は「ほんとにこの道?」とみんなでおそるおそる入って行きました。
おかげさまでいい写真が撮れました。
これからも参考にさせていただきます。
こんちゃん
お役に立てて何よりです。
素敵な写真が撮れたようで良かったですね(^_^)
画像がアップされるのを楽しみにしています。
---安達司法書士---