初冬の嵯峨野観光鉄道撮影記 : 安達司法書士.comブログ

2011年12月05日

初冬の嵯峨野観光鉄道撮影記

12月に入り秋から冬へと季節は進みつつあります。しかし、ここ数年は地球温暖化の影響か、紅葉は遅れ気味。今年は10〜11月にかけて例年よりも暖かく、さらに紅葉が遅れています。京都の嵐山・保津峡もその例外ではないようで、保津川下りの船頭さんのブログによれば、遅れていた紅葉が先週中頃に最盛期を迎え、12月中旬あたりまで紅葉が楽しめるとのこと。


先月は数箇所巡ったものの、ドンピシャの真っ赤な紅葉の画を撮れずに少々フラストレーションが溜まっています。昨日、船頭さんのブログに少し期待して、嵯峨野観光鉄道の撮影に出かけました。


まずは保津渓谷に入る前に、トロッコ嵐山駅から野宮神社(ののみやじんじゃ)に続く竹林の道と「六尊坊墓地」を繋ぐ歩道橋に寄りました。この橋の上からは、右手に山陰本線の「小倉山トンネル」、ほぼ正面に嵯峨野観光鉄道線(山陰本線旧線)トロッコ嵐山駅、そしてその背後に紅葉の小倉山が眺められます。


紅葉の小倉山と183系183系「きのさき10号」、撮影時刻は10:56、195mm相当(クリックすると拡大します)。「きのさき10号」を待っていると、上りトロッコ列車がトロッコ嵐山駅に入線してきました。トロッコ列車との並走シーンをちょっと期待したのですが、小倉山トンネルを出た「きのさき10号」は、トロッコ列車を横に見ながら定刻に通過。

紅葉の小倉山とトロッコ列車DE10形ディーゼル機関車が先頭に立つ「嵯峨野4号」、撮影時刻は11:00、97mm 相当(クリックすると拡大します)。トロッコ嵐山駅を出た上りトロッコ列車は、そのまま山陰本線(嵯峨野線)の下り線に入り、昔から紅葉の名所として知られている小倉山を背景に、逆走する形で終着トロッコ嵯峨駅に向かいます。


それでは、嵯峨野から狭い府道50号をくねくねと走って山陰本線保津峡駅へ急ぎます。途中、トロッコ保津峡駅に寄りました。詳しい道順は、過去ログ「紅葉の嵯峨野観光鉄道撮影記」をご覧ください。


紅葉のトロッコ保津峡上り「嵯峨野8号」、撮影時刻は12:46、101mm相当(クリックすると拡大します)。トロッコ保津峡駅へは府道から吊橋を渡ります。その吊橋の上から、若干シャッタースピードを落とし川の流れを取り込んで撮影。

紅葉の保津峡を行くトロッコ列車2上り「嵯峨野10号」、撮影時刻は13:44、82mm相当(クリックすると拡大します)。定番の山陰本線保津峡駅下りホームから俯瞰。今回は線路側の山肌を中心に撮影。ホームは正に「お立ち台」状態でした。


紅葉の宇多野帰りは府道50号、29号を走って「福王寺」で右折、周山街道(国道162号)に入って200mほど進むと、左手にある見事なもみじが目に飛び込んできました。カメラを構えている人が数人います。車を降りて寄ってみると、陸橋の下を京福電気鉄道(嵐電)北野線が通っており、すぐ先には宇多野駅(うたのえき)が見えます。画は(クリックすると拡大します)、モボ2001型北野白梅町行き、撮影時刻は14:59、157mm相当でフェンスの金網越しに見下ろして撮影。最後に真っ赤な紅葉の画をゲット!


嵯峨野・嵐山は京都観光の人気エリアだけに多くの観光客でごった返していました。今年の紅葉撮影はこれにて終了です。

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