2012年01月09日
冬の湖西線撮影記2012
3月の「日本海」廃止に向けて鉄道ファンが既に加熱気味。あるブログによれば、『年末年始の大阪駅は、多くの撮影者が来て大声で罵声を浴びせたりフラッシュを使う人がいたりと酷い状態でした』とあります。一部の鉄道ファンのマナー悪化が指摘されるようになって久しいですが、『いい写真を撮りたかっただけ』では、迷惑行為の言い訳にしか聞こえません。お互いにマナーを守って撮影を楽しみましょう。
そうは言っても、ブルートレイン「日本海」は魅力的な被写体であることに変わりはありません。昨日も通い慣れた湖西路へ撮影に出かけました。ただ、事前に「日本海」の遅れの状況を把握していましたので、のんびり目に8時過ぎに出発。
目的地は雪景色を求めて何度か訪れた近江中庄駅近くの定番ポイント。撮影地の詳細は、過去ログ「年末の湖西線撮影記」をご覧いただくとして、低く垂れ込めた雲から時折細かい雨が落ちる天気の中、お立ち台はずらーっと並んで大賑わい。画は(
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)、4002レ「日本海」、撮影時刻は11:20(2時間30分遅れで通過)、69mm相当で撮影。紺色のヘッドマークを着けたローズピンクのEF81-101が近づくにつれてシャッター音の嵐となりました。
湖西線はほとんどの区間が高架化されていて、車窓からは琵琶湖がよく見えます。ただ、その一方で、湖面と列車を絡めて撮れる場所は意外と少ないのです。その中で、琵琶湖そのものではありませんが、近江中庄から1.5kmほど戻った「貫川内湖(ぬけがわないこ)」はお気に入りの撮影地。画は(
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)、EF81-44が牽引する大阪駅行き「トワイライトエクスプレス」、撮影時刻は12:23(1時間遅れで通過)、69mm相当で南湖において撮影。残念ながら風で小波が立って水鏡はできませんでした。
国道161号を追坂峠に向けて北上していると、峰山トンネル上の俯瞰ポイント(詳細は上記過去ログを
)で雪を踏んで足場を固めている二人連れが目に留まりました。車を止めて声を掛けると、彼らは金沢から大阪へ向かう途中、南今庄で「日本海」を撮影して南下、ここで「トワイライトエクスプレス(団臨)」を待っているとのこと。後で合流する約束をして彼らと一旦別れ、当方は時間まで食事休憩。画は(
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)、683系4000番台「サンダーバード21号」(あれっ、トワイライトは
)、撮影時刻は13:46、202mm相当で撮影。実は時間を間違えて「トワイライトエクスプレス」を撮り逃がしたのでした
湖西線を走る113系湘南色、JR西日本の単色化(抹茶色)により、こちらもいつまで見られるか分かりません。ということで、急に思い立って蓬莱駅に寄って撮影することに。下りホームに上がると、正面から左手にかけては雪の比良山系、上りホーム側は琵琶湖が見えます。下りホームの北の端から上り列車を狙うことに。画は(
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)、113系4両編成の1831M、撮影時刻は15:58、271mm相当で撮影。ちなみに、1本目の15:27発2849Mはカフェオレ色の113系8両編成で見送り、2本目の15:43発2851Mも117系6両編成で見送り、3本目でやっと撮影できました。
新年最初の撮影はこれにて終了。3月のダイヤ改正まで、昨春の「雷鳥狂騒曲」を超える「日本海狂騒曲」が続くのでしょう。
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