桜の福知山線・北条鉄道撮影記 : 安達司法書士.comブログ

2012年04月16日

桜の福知山線・北条鉄道撮影記

京阪神に比べて1週間程度開花の遅い兵庫県中部の桜ですが、こちらでもようやく見頃を迎えたようです。そこで、先週の貴志川線・阪和線に引き続き、今週は桜と287系への置き換えが進む国鉄色183系を求めて福知山線へ。


その前に少し遠回りして、3セク鉄道・北条鉄道に寄ることにします。この鉄道の魅力は、何と言っても国鉄ローカル線の面影を色濃く残す駅舎やホーム、四季を感じる風景でしょう。


法華口駅の桜北条鉄道のほぼ真ん中にある法華口駅(ほっけぐちえき)、かつての相対式ホーム跡には大きな桜の木が3本あります。画は(クリックすると拡大します)、フラワ2000-3上り粟生駅行き、撮影時刻は9:40、132mm相当で撮影。木造駅舎と満開の桜、時間がのんびり流れてゆきます。

播磨横田駅の桜駅舎もないホームだけの播磨横田駅(はりまよこたえき)、ホームに八重桜が咲き、線路を挟んだ東側には菜の花畑。画は(クリックすると拡大します)、フラワ2000-3上り粟生駅行き、撮影時刻は10:46、66mm相当で撮影。長閑な田園風景を眺めながらホームのベンチで暫し休憩です。


北条鉄道の撮影を終えて、この後いよいよ福知山線の撮影。国道175号を加古川線に沿うように北上し、丹波市に入って、県道77号を福知山線に沿って進みます。


谷川の一本桜と183系最初の撮影地は通称「谷川の一本桜」。谷川駅を出た線路は、県道沿いの「大河公民館」の先で右に弧を描きます。そのカーブの内側に一本桜があります。所定通過時刻の30分前に到着した時には、既に何人かがカーブの外側に三脚を立てて待機中。画は(クリックすると拡大します)、183系「こうのとり14号」、撮影時刻は13:19、踏切を渡りカーブの内側から157mm相当で撮影。日差しはあるものの、薄雲が広がっているので空が青くないのが残念…。


柏原川の桜と183系丹波篠山にある日帰り温泉「王地山まけきらいの湯」でサッパリしてから、国道176号を走って柏原駅(かいばらえき)に向かいます。駅手前のJA丹波ひかみで左折して、踏み切りを渡れば撮影地。柏原川の土手沿いに植えられた桜が、春には見事な桜のトンネルになります。画は(クリックすると拡大します)、183系「こうのとり15号」、撮影時刻は16:26、60mm相当で撮影。桜が満開になった日曜日、2時過ぎには雲も切れて、青空と薄紅色の桜のコントラストが見事でした。


日本の四季の移ろいの中に溶け込みながら、しっかりとその存在をアピールする国鉄色の特急車両。それに比べてコスト優先の最近の車両、美しい風景をバックに撮影したくなるものがどれほどあるでしょう。

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2012年04月19日追記



武庫川の桜と183系阪神間を流れる武庫川の上流の堤防、道場駅付近から福知山線に沿って桜並木が延々と続きます。ただ、先週満開になった堤の桜も散り始めたようで、桜の季節が終わりを告げようとしています。そこで思い立って、撮影に出かけることに。ポイントは三田市下田中、桜並木の前に田んぼ、その奥の築堤上を線路が走っています。画は(クリックすると拡大します)、183系「こうのとり15号」、撮影時刻は15:43、138mm相当で撮影。時折吹くやや強い風に雪のように舞う花びら、まさに桜吹雪です。



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