2012年05月28日
初夏の山陰線撮影記
国鉄色の381系が1年ぶりに福知山線に戻ってきます。現在、「こうのとり」13往復半のうち6往復半が福知山電車区所属の183系(クリックすると拡大します)で運行されています。その183系が、来月から順次、「くろしお」から転用された381系に置き換えられます。また、山陰本線京都駅発着の「きのさき」「はしだて」のうち、183系で運行されている列車についても同様です。車両は変わりますが、まだしばらくはクリームと赤の特急電車の姿を見ることができそうです。
昨日、ほぼ1年ぶりに山陰本線の撮影に出かけました。撮影対象は、もちろん国鉄特急形電車183系。
山陰本線は園部駅までアーバンネットワークと呼ばれる近郊区間に含まれますが、同駅を過ぎると単線区間となりローカル色が強くなります。京都縦貫自動車道を園部ICで降りて、コイケヤ京都工場の裏手、線路が走る築堤の両側に長閑な田園風景が広がる定番撮影地に向かいます。画は(クリックすると拡大します)、4両編成の「きのさき10号」、撮影時刻は10:39、89mm相当で撮影。気温が高くなってきたせいか、水田に藻が発生していて水鏡は全くダメ( ;´_ゝ`)
京都駅に着いた「きのさき10号」は、折り返し「きのさき3号」になります。少し先回りして「きのさき3号」を待つことにします。途中、船岡〜日吉駅間の「第二殿田川橋りょう」(撮影地の詳細はこちらへ)に寄って一枚撮影。被写体は、183系ではなくて、のっぺり顔の287系。しかも、編成全景を狙わず、先頭車同士が顔を突き合わせて走る姿を狙います。画は(クリックすると拡大します)、287系の4両+3両の「はしだて3号・まいづる3号」、撮影時刻は11:01、68mm相当で撮影。次の撮影地まで30km、先を急ぎます。
綾部駅の一つ手前にある無人駅の山家駅(やまがえき)。駅前から線路に沿って西に10分弱歩いて「下原踏切」を渡ります。単線で架線柱が線路の北側にあるこの場所は、すっきりとした編成写真を撮影できるポイント。さらに綾部側に進むと、地面を覆うようにハルジオンが生い茂っていました。画は(クリックすると拡大します)、京都駅から「きのさき3号」として折り返してきた183系4連、撮影時刻は12:24、低い位置から53mm相当で撮影。花は雑草であっても季節を感じさせる脇役として外せません。
夏を思わせる暑い一日でした
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