紅葉の伯備線撮影記 : 安達司法書士.comブログ

2012年11月19日

紅葉の伯備線撮影記

これまで2回訪れた、陰陽連絡線のメインルートである伯備線。一番最近では昨年の7月中旬、紅葉の時期に訪れたのは2010年の11月21日です。2年前は初めての伯備線ということもあり、紅葉のポイントを選ぶのに苦労しました。


さて、突然の解散・総選挙でメディアは大騒ぎですね。そんな喧騒をよそに、昨日曜日、3回目の伯備線の撮影に出かけた。このところの急な冷え込みと雨で落葉が進んでいないか心配。


紅葉の井倉峡を行く381系中国自動車道の新見ICで降りて、2年前と同じ、高梁川がつくる峡谷「井倉峡」に向かいます。撮影地の詳細は、過去ログ「晩秋の伯備線撮影記」をご覧いただくとして、昨日降った雨の影響で高梁川は増水しています。川原に降りて、紅葉に彩られた峡谷の両岸を入れ込んだ、引き気味の構図を組むことにします。画は(クリックすると拡大します)、381系「やくも12号」、撮影時刻は11:49、44mm相当で撮影。日が陰ってしまいましたが、美しくダイナミックな峡谷を「やくも」が駆け抜けて行きます。


紅葉の布原と115系ファンの間で伝説になっている「布原(ぬのはら)」D51三重連。「布原」は、言うまでもなく当時の布原信号場、現在の布原駅です。伯備線から煙が消えて既に40年が経ちました。しかし今でも、布原が山峡の小さな集落であることに変わりはありません。画は(クリックすると拡大します)、SL時代の有名撮影地「第23西川橋梁」を渡る115系2両編成の普通列車(829M)、撮影時刻は13:27、41mm相当で駅に通じる道から撮影。トンネルを飛び出して来た黄色一色の車両は、一瞬103系かと見間違えそうな切妻顔の前面スタイル。


新郷駅(にいざとえき)と足立駅(あしだちえき)の中間地点にあるS字カーブ区間は、伯備線の有名撮影地の一つ。シーズンになると、背後の山が良い感じに色づくので特に人気があります。国道182号を経由して、伯備線沿いに走る県道8号を北上します。足立駅を過ぎて2kmほど、右手に「第3西川橋梁」が見えれば到着です。広くなった路側帯に車を停めます。


紅葉のS字カーブを行く381系振り子電車は、S字カーブを生かしてアウトカーブ狙いで撮影することに。画は(クリックすると拡大します)、381系「やくも18号」、撮影時刻は14:22、78mm相当で撮影。上り「やくも18号」が通過した4分後、下り「やくも13号」が通過。貨物列車の通過まであと20分弱。

紅葉のS字カーブを行く3084レさすが人気撮影ポイントです。三脚を立てた14時過ぎには6名だった撮影者が、貨物列車通過前には14名になりました。画は(クリックすると拡大します)、「牛乳パック」と呼ばれる新更新色のEF64-1025号機が牽引する高速コンテナ貨物列車(3084レ)、撮影時刻は14:42、168mm相当でS字カーブとバックの山を強調して縦アングル撮影。葉が落ちてしまっている木も多く、その上、機関車のすぐ後は空のコキ… (´_`;)


3084レを撮り終えると、早々に撤収して家路を急ぎます。吉川JCTを通過する頃には外はもう真っ暗 。

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