2013年06月17日
紫陽花の紀勢線・三岐鉄道撮影記
5月末に関東までが早々と梅雨入りしたものの、6月に入っても「カラ梅雨」状態が続いています。先週は台風3号の接近で雨が期待されましたが、南の海上で進路を東寄りに変えたため、近畿地方に雨はほとんど降らず、真夏のような暑さだけが…。
「カラ梅雨」と言えども紫陽花(アジサイ)は花盛りです。そのアジサイを求めて、昨日、紀伊半島東側まで足を伸ばしました。
紀勢本線の多気駅の北には、アジサイで有名な撮影地があります。伊勢自動車道を松阪ICで降りて、三重県道59号、同756号線を通って、櫛田川沿いの同701号に合流します。南下すること数分、線路を跨いで直ぐ左に逸れます。ここは神山一乗寺(こうやまいちじょうじ)の広大な敷地の一部。線路が走る築堤の下は一面のアジサイ。画は(☞画を押すと拡大します)、JR東海色のキハ40形+キハ48形2両の普通列車(921D)、撮影時刻は9:35、47mm相当で撮影。梅雨とは思えない晴天の下、キラキラした感じのアジサイとなりました。
紀勢本線の撮影を終え、来た道を亀山JCTまで戻ります。さらに東名阪自動車道を名古屋方面へ進み、三重県北部の「いなべ市」を走る三岐鉄道(さんぎてつどう)を目指します。昨秋以来2回目となる今回は、セメント輸送の貨物列車が行き交う三岐線に絞りました。撮影場所は、同線のアジサイの定番ポイント、伊勢治田(いせはった)〜東藤原駅間の国道306号がオーバークロスする辺り。画は(☞画を押すと拡大します)、751系(元西武新101系)による下り電車、53mm相当で11:58撮影。
お目当ての貨物列車まで一時間半。この時間を利用して近くのそば屋へ。注文してからなかなか出てこないざるそばにやきもき。画は(☞画を押すと拡大します)、ED45形ELが重連で牽引するタキ1600形16両編成の3716列車、77mm相当で13:28撮影。
さぁ、帰路に就く前にもう1箇所。名阪国道の伊賀ICで降りて、国道25号を西進します。関西本線・新堂駅の1kmほど手前、「伊賀支所前」を右折して「楯岡踏切」を渡ると、柘植駅(つげえき)寄りの「二ツ東踏切」にかけて、市道(「あじさいロード」)と線路の間にアジサイの植え込みが続きます。ただ、肝心の花は全体としてまだまだ。これからだと思いますが、雨が少ないのでどうでしょう。画は(☞画を押すと拡大します)、キハ120形単行の加茂駅行き普通列車(247D)、撮影時刻は15:47、105mm相当で撮影。列車はアジサイの横を高速で通過して行きます。
30度を超える厳しい暑さの中、三重県北中部を駆け足で撮って回りました。沖縄では梅雨が明けましたが、本州ではこれからが梅雨本番です。
ランキングに参加中…クリックをお願いします.
この記事へのコメント
特に、花と鉄シリーズがお気に入りで、撮り鉄行の参考にしています。
早速、三重県松阪市の一乗寺のアジサイを撮り鉄してきました。
アジサイの群生は分かりやすく、直ぐに見つけることが出来ました。ボリューム満点のアジサイでしたが、雨が少なく、心なしか元気がなかったようでした(雨が欲しいところです)
昨年は阪堺線聖天坂、阪急夙川と貴兄の案内通りでした。
ありがとうございます、今後ともヨロシクお願いします。
ニッサンさん
いつもご覧頂いてるようで、こちらこそありがとうございます。
一乗寺に行かれたんですね。ぜひ作品を拝見したいです〜(^ー゚)ノ
またコメントをお待ちしております。
---安達司法書士---