2013年12月27日
ThinkPad R500を"Win7 PC"に!
年明けの2014年4月8日、マイクロソフトはWindows XPのサポートを終了します。Windows XP搭載パソコンを使用しているユーザーは、現在のパソコンのOSをアップグレードするか、それとも買い換えるかといった、何らかの対策が迫られています。
そこで、私のパソコンといえば、4年前に購入したXP搭載のThinkPad R500。スペックは、CPU:Core 2 Duo T9400/2.53GHz、メモリー:2GB×1、HDD(ハードディスク・ドライブ):160GB,7200rpmですが、ビジネス用途には、今でも結構使えます。OSをアップグレードしてあと数年使い続けるか、それとも思い切って買い換えるべきか、結論としては使い続けるという選択をしました。
まず、OSをアップグレードする前に少しだけお金をかけて、パソコンをパワーアップする(▼スキップする。)ことにします。
- 空のメモリースロットに2GBのメモリー(GH-DWT1066-2GB)を増設して、合計4GBとする。
- 以前から気になっていたSSD(ソリッドステート・ドライブ:PX-128M5S)、起動時間の短縮を図ってHDDから換装する。
メモリーの取り付け手順
パームレストを取り外します。詳細はこちらへ
メモリーをスロットに挿入します。詳細はこちらへ
HDDの取り外し/SSDの取り付け手順
HDDを取り外します。詳細はこちらへ
SSDを側面4つのネジでマウンタに取り付けます。
さぁ、いよいよOSをアップグレードします。Windows XPからの移行先OSとして候補となるのは、Win 7 / 8ですが、XPユーザーでもほとんど違和感なく使える、Windows7 Pro(32bit)を導入することにしました。以下、クリーンインストールの顛末記です。
- パソコンの電源を入れ、光学ドライブへWindows 7のインストールDVDを挿入します。黒い画面にPress any Key to boot From CD or DVD...と表示されているうちにスペースキーを押し続けるはずでしたが、自動的に[Windows のインストール]画面に変わりました。
- 画面の指示に従ってインストールを進め、[インストールの種類]画面で[新規インストール(カスタム)]を選択します。
- [Windows のインストール場所を選択してください。]画面(クリックすると拡大します)で、初めて使用するHDDやSSDは「ディスク0 未割り当て領域」と認識されます。今回は全領域を1パーティションとして使うので、そのまま[次へ]をクリックすれば良かったのですが、フォーマットをしようと[ドライブオプション(詳細)]をクリック。でも、結局フォーマットなしで先へ進むことに… 。
- Windows 7のインストール処理が開始され(クリックすると拡大します)、この処理中に数回再起動されます。インストール処理が完了すると[Windows のセットアップ]画面が表示されるので、画面の指示に従ってセットアップを完了します。手順1からここまで30分ほどでした。
- 続いて、パソコンに必要なデバイスドライバーとアプリケーションをインストールします。最も簡単なのは、ThinkVantage System Update(Windows 7対応版)を使用して、必要なドライバーとアプリケーションを自動的にインストールする方法です。ただ、System Updateで漏れたものは、こちらから個別にダウンロードしてインストールする必要があります。
- 最後に、Windows XPから 7へ外字をコピーする手順について触れておきます。XP時代と同じやり方でコピーを試みたところ、「アクセスは拒否されました」と表示されて、ちょっと慌てました。具体的な手順はこちらをご覧いただくとして、要はコマンドプロンプトを右クリックして[管理者として実行(A)]を選ぶことです。
これで、OSのアップグレード作業はすべて終了です。システム評価が最高7.9に対し3.4(画像参照、クリックすると拡大します)となっています。これはグラフィックス関連のスコアが低いからで、それ以外のプロセッサとメモリのスコアはともに6.1、ハードディスクのスコアは7.7と良いスコアが出ています。
今年の記事はこれで最後になります。今年も拙い記事をご覧いただき有難うございました。それでは、良い年をお迎えください。
ランキングに参加中…クリックをお願いします.
2018年01月08日追記
Windows10 Pro(64bit)へのアップグレードを行いましたが、問題なく動いています。