晩夏の湖西線・新幹線撮影記 : 安達司法書士.comブログ

2014年09月01日

晩夏の湖西線・新幹線撮影記

今夏は太平洋高気圧の張り出しが弱く、大阪市の8月の猛暑日はなんとゼロとのこと。この天候不順がもたらした豪雨が各地で牙をむき、広島市北部では甚大な被害が発生しました。亡くなられた方々のご冥福お祈りし、被災された多数の方々にお見舞いを申しあげます。


それにしても、週末ごとに雨に祟られると、眩しい太陽が恋しくなりました。8月最終日、晩夏の風景を求めて湖西に出かけました。


比良山系と113系名神高速道路の京都東ICから「湖西道路」に入り、小野〜和邇(わに)駅間の線路の奥に比良山地を望む有名撮影地(通称「オノワニ」)を目指します。9時過ぎに着くと、お仲間は数えるほどしかいない。寝台特急「日本海」の終焉が迫っていたころ、この時刻にはカメラマンがずらっと並んでいたものでした。周囲の田んぼは、すでに黄金色に色づいた稲穂が頭を垂れ、収穫も間近です。画は(クリックすると拡大します)、113系抹茶色8連の普通列車(2817M)、撮影時刻は9:27、31mmで撮影(トリミングあり)。雲はありましたが、青空の下、比良の山並みがくっきりと見えて気持ち良かったですね。


鵜川にて117系琵琶湖に沿って、国道161号をさらに北上します。北小松駅前を過ぎて2kmほどで、湖西線のお気に入り撮影地、鵜川の田んぼが見えてきます。国道に面する農産物直売所「うかわファームマート」に車を停め、少し戻って、「おいでやす高島市」の看板で右折、築堤に繋がる坂道を上がって行きます。湖西地方の稲刈りは早く、道の両側に広がる棚田でも、一部で刈り取りが終わっていました。画は(クリックすると拡大します)、クリーム地にマルーンの帯の117系国鉄色6連の普通列車(1812M)、撮影時刻は10:10、一面黄金色に染まっている田んぼの畦から50mmで撮影(トリミングあり)。


比良山系と「トワイライト」赤とクリーム色の485系「雷鳥」、ローズピンクのEF81が牽引するブルートレイン「日本海」と、国鉄特急形車両が湖西線から次々と姿を消した今、「トワイライトエクスプレス」は孤軍奮闘状態。しかし、その「トワイライト」も平成27年春引退へ。「トワ」はお盆休みに琵琶湖をバックに撮ったばかりですが、天気がイマイチで不完全燃焼でした。今回は湖西線の定番ポイントの一つ、近江中庄駅から築堤に沿ってマキノ駅方向に行ったビニールハウス横の畦道で狙うことにします。画は(クリックすると拡大します)、比良山系を背景に大阪に向かう深緑色のEF81-113号機+24系25形10両編成(8002レ)、撮影時刻は11:17、70mmで撮影。すっかり曇り空になりました。


湖西線の撮影を終えて、北陸自動車道の木之本ICに向かいます。途中、道の駅「塩津海道あぢかまの里」で昼食休憩。名物の鴨そばをいただきました。


サルスベリと700系名神高速道路・関ケ原ICで降りて数分で、「十九女池公園(つづらいけこうえん)」に到着。空は雲が多目ながらも概ね晴れています。ここもお盆休みに来て、広い池の南端にあるサルスベリと新幹線を撮りましたが、花はチラホラ。それが今は、一気に開花して満開状態になっています。サルスベリは漢字で「百日紅」と書くとおり、長期間花を楽しむことができるので撮影が楽です。画は(クリックすると拡大します)、岡山駅行き700系「ひかり469号」、撮影時刻は13:24、65mmで撮影。白い雲間から覗く青い空にピンクのサルスベリ、そして白い新幹線。完璧な青い空とはいかず、今年の夏を象徴するようなすっきりしない空です。


10月17日(金)から19日にかけて、24系客車(ブルートレイン)による団体臨時列車「日本海縦貫線号」が青森⇒大阪駅間、大阪⇒新潟駅間を走るとのこと。牽引機のEF81には懐かしい特急列車を彷彿とさせるデザインのヘッドマークが掲出されるようです。詳しくは、こちらをご覧ください。

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