2014年10月20日
'14秋の播但線撮影記
台風19号は今月13日夜、大阪府岸和田市に上陸し、近畿地方を縦断。大阪に上陸したのは10年ぶりだとか。2014年は、台風の外にも集中豪雨による土砂崩れ、御嶽山の噴火…と、改めて「自然の猛威」を実感させられた年になりそうです。
さて、秋の深まりとともに、日が暮れるのもどんどん早くなり、モタモタしているとすぐに真っ暗になってしまいます。前置きが長くなりましたが、まずは近場で撮った画からご覧ください。
サントリー京都ビール工場の西側、東海道本線と京都縦貫自動車道の高架橋に囲まれた田園風景の一角(長岡京市調子)で、赤や白、ピンクの花が秋風に揺れています。花は丁度見頃を迎えた秋桜(コスモス)。秋というとどうしてもコスモスになってしまいます。ちなみに、コスモス畑まで阪急京都線の西山天王山駅から歩いて10分弱です。画は(
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)、終着大阪駅へラストスパートをかけるEF81-113号機+24系25形10両編成「トワイライトエクスプレス」(8002レ)、撮影日時は10/12 12:28、58mmで撮影。上下の列車が頻繁に行き交う複々線区間ですから、コンテナ貨物列車との被りはご愛嬌。
日本海に沿って走り、大阪と青森を結んでいたブルートレイン「日本海」。'13年冬の臨時運行を最後に惜しまれつつ引退。それが、団体臨時列車として、今月17日〜19日の期間限定で復活しました。土曜日の朝、大阪にやって来る同列車を捉えようと、東海道本線の定番撮影地「上淀川橋りょう」に出かけました。予想はしていたものの、左岸の堤防上は溢れんばかりの人、人、人!画は(
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)、ローズピンクのEF81-106号機が牽引する24系6両編成による「日本海縦貫線号」、撮影日時は10/18 9:48、護岸から220mmで撮影(トリミングあり)。対岸の白いススキが秋を感じさせてくれます。
翌19日(日)、「日本海縦貫線号」が新潟駅に着いたころ、当方は播但線に向かっていました。播但線はお気に入り路線で、ここ数年は毎年のように訪れている。今年はこれで4回目。
いつものとおり、非電化区間の起点、寺前駅前からスタート。県道を3kmほど走り、右手の市川に架かる「ふくいばし」を渡ります。少し先で右折し、「第一東山根踏切」へと進むと、線路の手前には台風で倒れたと思われるコスモス。画は(
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)、キハ41-2002首都圏色+キハ41-2004豊岡色(1228D)、撮影時刻は10:20、145mmで撮影。
県道に戻って、3kmほど先に進みます。白いガードレールの「為信橋(ためのぶばし)」を通って川の左岸側に渡り、築堤沿いに行くと、標識のみの「第六前田踏切」に当たります。ここは、キハ181系狙いで多くの人が訪れた定番撮影地。画は(
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)、キハ189系増結6連「はまかぜ1号」(1D)、撮影時刻は11:19、脚立に上がって112mmで撮影。
寺前で昼食を取って、再び県道を北上。「寿福寺」で右折、農道に入り線路を横切ります。「千代田踏切」から寺前方向を眺めると、線路際にススキが繁茂していて、太陽に輝いている。画は(
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)、キハ189系基本3連「はまかぜ3号」(3D)、撮影時刻は13:55、また脚立に上がって240mmで撮影(トリミングあり)。
帰りは播但道に乗らず、そのまま県道を福崎方向へ。電化区間の鶴居駅を過ぎて、右手の田園地帯を見ると、線路端はセイタカアワダチソウの黄色で覆われています。画は(
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)、えんじ色の103系3500番台2連+「銀の馬車道」ラッピング車両2連(5644M)、撮影時刻は15:26、田んぼの横から68mmで撮影。この日の撮影はこれにて終了。
19日の近畿各地の最高気温は24度前後。昼間は薄手の長袖一枚で十分ですが、朝晩は本当に寒くなりました。皆様、風邪をひかないようお気を付けください。
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この記事へのコメント

今晩は。ご無沙汰しております。
日本海縦貫号をはじめ、播但線への遠征とお疲れ様でした。余りの編成の短さに、ショックすら感じてしまいました。
私は、所用の帰りに大阪駅で復路のつるぎマークを何とか撮ったというだけでした。播但線ではコスモスやススキなど自然が彩を添えて綺麗ですね。
トワイライトエクスプレスの廃止、また一つ消え去っていく列車が増えますね。
のまち10さん
いつもご覧頂いてありがとうございます。
今年もあと1か月ほどになりましたね。本当にあっという間です。
「雷鳥」、「日本海」、そして「トワイライト」と、名物列車が次々消えていき、寂しくなりますね。
---安達司法書士---