'14紅葉の高山線撮影記 : 安達司法書士.comブログ

2014年11月09日

'14紅葉の高山線撮影記

岐阜駅と富山駅を結ぶ高山本線は、本年10月25日をもって全線開通80周年を迎えました。これを記念し、旧国鉄色"風"キハ40系に記念ヘッドマークを掲出した臨時列車が運行中。肝心の紅葉情報をチェックすると、スポットが点在する「中山七里」(飛騨金山〜下呂駅間)は、ちょうど見頃を迎えています。それではと、早速出かけることにします。


昨8日(土)、久々に早起きして岐阜県の下呂を目指して車を走らせました。名神高速高速道路、東海北陸自動車道、東海環状自動車道と進み、富加関ICで降りて、岐阜県道58号(「平成こぶし街道」)に入ります。下呂市金山町で国道41号に合流し、さらに北上。高山本線を訪れるのは3年ぶりです。


当方が下呂市に入った頃、クリーム色に朱色のツートンカラーを纏ったキハ40形・48形は、美濃太田駅から飛水峡信号場に向かっていました。ちなみに、JR東海がツートンカラーを旧国鉄色"風"と呼ぶのは、キハ40系がツートンカラーで塗られたことは旧国鉄時代を通じて一度もなかったからです。


飛騨川と国鉄色_1下呂温泉中心地から5km、人気の「益田川第五橋りょう」(「釣鐘トンネルの鉄橋」)からスタート。でも、国道から狙わず、アーチの「不動橋」北袂から未舗装路を下り、丸い支柱のガーダー橋を見上げるようにして三脚を立てた。画は(クリックすると拡大します)、静寂を破って鉄橋を渡って行くキハ40系3連下り快速列車(9721D)、撮影時刻は9:51、112mmで撮影。

飛騨川と国鉄色_29721Dは飛騨萩原駅で16分運転停車します。この時間を使って列車を追い抜き、飛騨小坂駅から2kmの道路橋へと急ぎます。国道41号「大垣内」交差点で左折して200mほど進み、大垣内バス停留所で大きく右方向に曲がります。到着したのは通過15分前。すでに橋の上は大盛況。 画は(クリックすると拡大します)、撮影時刻は10:42、年配のグループに混じって44mmで撮影。


旧国鉄色"風"キハ40形・48形の追っかけを一旦終え、国道41号を飛騨金山方面に戻ります。上り快速列車(9724D)が下呂駅を出るのは15時6分。余った時間を定期列車の撮影に充てることにします。


下原ダム湖とキハ85昼食後、飛騨川(益田川)がダムにより堰き止められて出来た人造湖・下原ダム湖に移動。風はなく、湖面も波立たず穏やか。ただ、昼を過ぎて上空はすっかり雲に覆われて、時折薄日が差す程度。画は(クリックすると拡大します)、対岸の桁橋を通過するキハ85系増結6連「〔ワイドビュー〕ひだ9号」(29D)、撮影時刻は13:07、焼石寄り駐車帯から116mmで撮影。

飛騨川とキハ48下原ダム湖から下呂方向に数分走って、道路脇に車を停め、川の方に目をやると、色鮮やかに染まる山々を縫うように蛇行する流れと「中山トンネル」から続くガーダー橋。そして、エメラルドグリーンの静かな流れに風景が映り込んでいます。画は(クリックすると拡大します)、置き換えが迫るキハ48形JR東海色2連(4717C)、撮影時刻は13:46、62mmで撮影。

下原ダム湖と国鉄色9724Dがやって来るまでまだ1時間以上あります。良い場所を求めて名勝「中山七里」をうろうろした挙句、結局下原ダム湖に・・・。画は(クリックすると拡大します)、撮影時刻は15:25、焦点距離は48mm、国道の駐車帯からSS1/40秒でやや流し気味に撮ったもの。湖面が鏡のようにツートンカラーのボディを映しました。機材を撤収し、あとは家路を辿るだけです。


7日が「立冬」で、暦の上では既に冬。日が落ちるのも早くなって、8日の岐阜市の日没は午後4時52分。名神高速道路の岐阜羽島ICを通過した5時10分には外はもう真っ暗。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ
にほんブログ村

ランキングに参加中…クリックをお願いします.



このエントリーをはてなブックマークに追加

記事の内容(画)が良かった!と思われたら、バナークリックをお願いします...


この記事にコメントする

名前:
URL:
 
情報を記憶: 
評価: