2014年11月25日
晩秋の山陰線撮影記
安倍首相の「自己都合解散」で衆院選は事実上の選挙戦に突入。そんな世間の喧騒をよそに、22日からの3連休、当方は晩秋の風景を求めて山陰本線の撮影に出かけてきました。
まずは、22日(土)撮影分からお送りします。期待どおり雲ひとつない真っ青な秋晴れの空の下、名神高速道路−京都縦貫自動車道のルートを辿って、南丹市園部町を目指しました。
府道19号「船岡」交差点を右折して府道25号に入ります。1kmほどで赤いトラス橋「第二大堰川(おおいがわ)橋りょう」が見えてきました。「船岡踏切」の横、鉄橋の南側に車を停め、右岸から鉄橋の奥を眺めれば、山肌は赤く染まっている。画は(クリックすると拡大します)、桂川(大堰川)を渡っていく381系6連「きのさき10号」、撮影時刻は10:33、32mmで撮影。
国道27号に出て北上。「長野」交差点で左に折れ、旧道を進みます。「↖JR下山駅 グリーンハイツ→」標識に従って右折し、坂道の分岐を左折すると、木々の隙間から「高屋川橋りょう」、手前に秋の陽を浴びて輝く銀杏(イチョウ)。ちょっと寂しいですが…。画は(クリックすると拡大します)、381系「きのさき3号」、撮影時刻は12:09、55mmで撮影(トリミングあり)。
昨日と違って雲が多めの23日。そして翌24日(月)、事前の天気予報が良い意味で裏切られ、朝から晩秋の青い空が広がっています。
それではと、「箕面トンネル」を抜けて府境を越えると一面の霧。しかし、園部ICを通過する頃には霧が薄れて晴れてきました。
偶然見つけた特急と真っ赤なモミジの画像。撮影地は安栖里〜立木駅間ということしか分かりません。とりあえず安栖里駅に行ってみると、そのモミジは駅のはずれ、国道27号の歩道沿いにありました。画は(クリックすると拡大します)、見事に赤く染まったモミジから飛び出す381系増結6両編成「きのさき10号」、撮影時刻は10:12、脚立に乗って122mmで撮影。
南丹市日吉町の「第二殿田川橋りょう」まで走ります。曹源寺の紅葉を期待したのですが、見頃はとうに過ぎていた。車に一旦戻って、南側の船岡方面を眺めると、逆光でススキがキラキラ輝いています。画は(クリックすると拡大します)、トンネルを抜けてススキの中を駆け抜ける381系増結6両編成「きのさき3号」、撮影時刻は12:01、脚立に乗って89mmで撮影。
昼食後、嵯峨野トロッコの撮影地として有名な山陰本線・保津峡駅に移動。桂川(保津川)に跨いで架かる「第二保津川橋りょう」上に造られた同駅は、文字どおりの「橋上駅」。亀岡駅から同駅まで電車なら6分。一方、車で行くと、山道を大きく迂回するため渋滞なしで50分ほど。車をコインパーキングに置いて、時間が読めるJR嵯峨野線を利用することにしました。画は(クリックすると拡大します)、DE10-1104が牽引するトロッコ列車「嵯峨野10号」、撮影時刻は13:44、急いで下りホームに移り78mmで撮影。列車は紅葉スポットで一時停止し、ディーゼルの排煙を上げながらゆっくり走り出した。
画は(クリックすると拡大します)、普通列車(247M)の車窓から捉えた「第五保津川橋りょう」からの眺め。保津峡の紅葉は今月いっぱい楽しめそうです。
さて、来週からは12月に突入ですね。今年は衆議院の選挙が加わり、ただでさえ慌ただしい師走が余計に慌ただしく、騒々しくなりそうです。
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この記事へのコメント
今晩は。山陰本線沿いの紅葉綺麗ですね。山間部を縫うように走る列車が紅葉の中に溶け込んでいますね。
私は、鉄分抜きで北陸の景勝地へ行きました。やはり、何かアクセントがないとつまらないものです。
のまち10さん、こんにちわ。
コメントありがとうございます。
北陸に行かれたんですか。カニ解禁で最高の時ですね。
---安達司法書士---
Masa さん
コメント有難うございます。
南丹・京丹波の紅葉と381系国鉄色のコラボも今年で見納めかと思うと、ちょっと切ないですね。
---安達司法書士---