冬枯れの湖西線撮影記 : 安達司法書士.comブログ

2015年02月09日

冬枯れの湖西線撮影記

先月中ごろは穏やかな天気が続きましたが、月末の雨を境に真冬の厳しい冷え込みが戻ってきました。北日本の日本海側を中心に大雪。青森県内の奥羽線で、大阪行きの「トワイライトエクスプレス」が今月1日深夜から半日以上立ち往生。大阪駅に着いたのは3日の午前5時、乗務員の皆様お疲れ様でした。


立春を過ぎた先週末は真冬の寒さも一休み。7日(土)は少し早起きして、湖西線・小野〜和邇駅間の定番撮影地(通称「オノワニ」)に急ぎました。


雪の比良と113系狙いはEF81が代走する日本海縦貫線貨物列車3092レ。でも、湖西道路の渋滞に阻まれ通過時刻に間に合いませんでした。やっと現地に着くと、築堤の奥に雪の比良山系が綺麗に見えている。残っていた方に確認したところ、牽引機はEF81ではなくEF510だったようで、正直ホッとした。画は(クリックすると拡大します)、コンテナ貨物列車3092レのちょうど20分後にやってきた抹茶色の113系8両編成(2817M)、撮影時刻は9:27、82mmで撮影。こちらは期待した湘南色とはいきませんでした。国道161号を北上します。


冬の貫川内湖と「トワ」近江中庄駅から近江今津方向に2km弱、琵琶湖内湖の一つである「貫川内湖(ぬけがわないこ)」は、当方のお気に入りポイントです。ローズピンクのEF81が引っ張っていたブルートレイン「日本海」を最後に撮ったのもこの場所でした。画は(クリックすると拡大します)、EF81-114号機が牽引する「トワイライトエクスプレス」(8002レ)、撮影時刻は11:18、二つの湖のうちの北湖にて52mmで撮影。 静かな水面にさざ波が立ち、微妙な水鏡となりました。


追坂峠(おっさかとうげ)を通ると、まだ昼前にもかかわらず札幌行きの「トワイライト」狙いのお仲間が待機しています。私は「トワイライト」に被写体として思い入れがないので、全く雪がない冬枯れの田園風景を目の当たりにして、撮影意欲が一気にしぼみました。


雪の比良と223系「トワイライト」がマキノ駅を通過したころ、駅の手前で行きと同じ「湖周道路」に入りました。すぐに町を流れる知内川に架かる「新大川橋」。行きには気づかなかったが、橋の上から、鉄道橋とその奥に白く輝く比良の山々が望めます。歩道でカメラを構えていると、通りがかりの地元の方に話しかけられた。その方が言うには、今年の冬は暖かくて雪も少ないようだ。画は(クリックすると拡大します)、「アーバンネットワーク」の主力223系4連(3154M)、撮影時刻は13:49、120mmで撮影(トリミングあり)。ちなみに、近江今津から先では113系・117系は運用されていません。


冬の琵琶湖と117系時刻はまだ午後2時前、まっすぐ帰るにはちょっと早い。国道161号を戻る途中、志賀〜蓬莱駅間の定番ポイントに寄りました。琵琶湖を臨む棚田には誰もいない。大阪行きの「トワイライト」が特別ダイヤで運行された2週間前の大賑わいとは様変わり。 画は(クリックすると拡大します)、琵琶湖畔を駆け抜ける117系6連(2853M)、撮影時刻は15:41、焦点距離は78mm(トリミングあり)、畦道からSS1/40秒でやや流し気味に撮ったもの。この時間になると、さすがに琵琶湖から吹く風は冷たく感じます。早々に撤収。


7日の大津は最高気温が10度近くまで上がり、風も弱く過ごしやすい一日でした。しかし、翌日曜日の夜から今季最強クラスの寒波がやってきました。近江今津では20cmを超える積雪とのこと。

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