'15春の越美北線撮影記 : 安達司法書士.comブログ

2015年04月30日

'15春の越美北線撮影記

今年、近畿地方は桜の季節に好天に恵まれませんでした。肝心な週末の天気もパッとせず、なんとも消化不良気味な桜のシーズンでしたが、今週に入り、GWを前に初夏を思わせる陽気が続いています。


そしてGW初日の昨日、少し早起きし、越美北線・勝原駅(かどはらえき)に向かいました。近年、勝原は奥越の“桃源郷”として知られ、線路脇の土手を中心に、4月下旬にはハナモモ(花桃)の赤やピンク、白の花が咲き乱れています。実は、昨春もGW最終日に訪れましたが、花はすっかり終わっていて、カメラに収めることはかなわなかった…。


福井ICで北陸自動車道を出て、越美北線と並走する国道158号を進みます。越前の小京都・大野市中心部から10分ほど、県道173号の分岐案内標識の先をほぼ真っ直ぐ勝原駅に下りて行きます。越美北線は単線非電化のローカル線で、越前大野〜九頭竜湖駅間は1日僅か4往復しかありません。


花桃とキハ120_1昨年の宿題を果たすべく、事前に公式サイトで確認して出たものの、この目で見るまでは多少の心配を感じていた。だが、杞憂に終わった。花桃がまさに見頃、小さな駅は多くの花見客で大賑い。光線状態の良い、10時台の下り列車、15時前の上り列車が狙い目です。午前の一本を撮って一旦撤収。別の撮影地に寄ってから、日帰り温泉「九頭竜温泉 平成の湯」の露天風呂に浸かってゆっくりと過ごし、勝原に再び戻ったのは14時20分過ぎ。画は(クリックすると拡大します)、警笛を鳴らしながらやって来たキハ120形ラッピング1号車(725D)、撮影時刻は10:32、140mmで撮影。

花桃とキハ120_2キハ120形“一乗谷 DISCOVERY PROJECT号”(730D)、撮影時刻は14:47、柿ケ島駅寄りの線路を跨ぐ陸橋から85mmで撮影。それにしても人が多い!


芝桜とキハ120大野の春のもう一つの風物詩、シバザクラ(芝桜)。できれば花桃と一緒に撮りたいところですが、例年、芝桜は花桃より1週間ほど満開が遅れるようで… まあともかく、牛ケ原駅(うしがはらえき)のある乾側地区を目指します。予想に反して見事にピンク色の絨毯が広がって、水が張られた田んぼにも映り込んでいます。画は(クリックすると拡大します)、ピンク色に染まる畦と築堤を駆け上がるキハ120形(725D→728D)、撮影時刻は11:37、国道158号の北側を通る農道から116mmで撮影(トリミングあり)。直射日光を受けて、立っているだけで暑い〜


昨日の大野市は25.9度の夏日となり、日中は半袖で十分なくらいの暑さ。一方、高速道路は、飛び石連休ということもあり、渋滞にハマることもなく、スムーズに動くことができました。

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