2015年10月19日
秋の381系国鉄色撮影記 2
国鉄特急色381系車両が定期運用を終えるまであと10日ほどになりました。9月の「秋の381系国鉄色撮影記」に引き続き、今月も381系国鉄色をフィーチャーします。
まず、先週14日に撮った画からお送りします。コスモス畑を求めて国道176号を走っていると、福知山線・南矢代駅(みなみやしろえき)を過ぎてすぐ、線路沿いのコスモス畑が目に留まりました。「竹下踏切」の250m手前です。肝心なコスモスの花は、今がまさに見頃という感じです。 ただ、この区間は、コスモス畑のある西側に通信ケーブルが低い位置に張られていて、スッキリ撮ることができないのが難点。 画は(クリックすると拡大します)、増結6両編成の「こうのとり14号」、撮影時刻は13:32、58mmで撮影。満開のコスモスが文字どおり引退の花道を飾ります。
次は、日曜日(18日)に出かけた山陰本線・和田山駅から1kmの「円山川橋りょう」。 今の時期、円山川東岸の堤防道路に咲くコスモスと列車を絡めることができます。撮影ポイントの詳細は、過去ログ「梅雨の山陰線撮影記 2」をご覧いただくとして、初めて訪れた4年前は現役だった183系が2013年3月に消え、その代わりにやってきた381系も消えるとなると、国鉄特急色を撮り続けてきただけに少々感慨深いものがあります。画は(クリックすると拡大します)、キバナコスモスを前景に6両編成でガーダー橋を渡っていく「こうのとり12号」、撮影時刻は10:11、58mmで撮影。
381系といえば触れないわけにいかないのが南紀を走る特急「くろしお」。 国鉄特急色381系車両が北近畿から姿を消す10月30日、その「くろしお」からも381系車両が引退します。
「くろしお」用381系は、1号車にパノラマ型グリーン車が連結されたパノラマ編成で、 白とオーシャンブルーに塗り分けられ、青色の帯が入っています。過去の画(クリックすると拡大します)を再アップします。色とりどりのコスモスと京都行き「スーパーくろしお6号」。撮影場所は、東海道本線の線路と京都縦貫自動車道の高架橋に囲まれた一角 (長岡京市調子)、サントリー京都ビール工場の西側にあるコスモス畑。
画は(クリックすると拡大します)、パノラマ型グリーン車を最後尾に白梅の間を走り抜けた「くろしお14号」。撮影場所は和歌山県みなべの「千里梅園」。
今年の福知山線沿線は、ロケーションの良い広いコスモス畑は見かけずじまい。藍本駅南のコスモス畑も雨で種が流れて発芽しなかったようで、期待していただけに残念。最後の画(クリックすると拡大します)も再アップです。撮影場所は、新三田駅の篠山口側に設置された留置線手前、築堤のすぐそばにこじんまりとコスモス畑。風に揺れるコスモスの花の横をクリーム色と赤い帯の「こうのとり12号」が通過していきました。
全国的に好天に恵まれた18日、19日と、日中は気温が上昇。西日本各地で最高気温が25℃以上の夏日となりました。でも、朝晩はぐっと気温が下がりますから、体調を崩さないように気をつけましょう。
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