2016年04月24日
春の鉄道風景撮影記
熊本県を震源とする地震は、14日に始まりいまだ余震が続くなか、今も多くの方が不安な時間を過ごされていることと思います。被災された皆様方には心よりお見舞い申し上げます。
ニュースで繰り返し流された、南阿蘇の国道57号と豊肥本線の線路が土砂に飲み込まれた映像を見ると、交通インフラの復旧には相当な時間が掛かることが予想されます。大型連休を控えて観光面への影響が懸念されるところです。
それでは、春本番を迎えた先月後半から近場で撮りだめた画像を、撮影日順にお送りします。
名古屋、東京に続いて、大阪、広島でサクラの開花宣言が出された先月23日、通勤電車の車窓から見える桜の木が鮮やかなピンクの花を咲かせていました。桜の種類は、ソメイヨシノではなく陽光(ヨウコウ)とのこと。画は(クリックすると拡大します)、春の日差しの下をいく北大阪急行電鉄8000形ポールスター、撮影日時は3/26 10:24、名神高速道路沿いの道から仰ぎ気味に70mmで撮影。
大阪で桜が満開になったのが今月1日。でも、7日(木)の春の嵐で次の土日を待たずにほとんど散ってしまった。翌日、大阪環状線・桜ノ宮駅を出て大川沿いの桜並木へ急ぐと、遊歩道は一面のピンクの絨毯。また、昨日までの喧騒が嘘のように人通りもまばらです。画は(クリックすると拡大します)、新型車両323系への置き換えが始まるオレンジパーミリオンの201系8両編成、撮影日時は4/08 10:38、27mmで撮影。−〔地図〕−
福知山線の三田駅に近い「桑原踏切」は編成写真の定番撮影地。'15年10月に381系国鉄色が引退し、お仲間に出会うことも少なくなりました。その桑原から1km強の武庫川堤では、桜の主役はソメイヨシノから八重桜にバトンタッチ。画は(クリックすると拡大します)、咲き誇る八重桜と289系4両編成の「こうのとり13号」、撮影日時は4/20 14:42、木々の間から70mmで撮影。2日後に工事中の新名神の橋桁が落下…まさに、ここを通ったからビックリ−〔地図〕−
最後は、本日撮れたての画像から。春の風物詩とも言える蓮華(レンゲ)畑、最近はあまり見なくなりました。東海道本線の島本駅西側に広がる田園地帯では、毎年GW前こ田んぼ一面にレンゲの花が咲き、畑は一般に解放されます。画は(クリックすると拡大します)、レンゲ畑の横を駆け抜けるEF66-131号機(通称 サメ)が牽引するコンテナ貨物列車(5070レ)、撮影時刻は14:24、畑の中の道から52mmで撮影。−〔地図〕−
最後になりましたが、「熊本地震」の余震が一日も早く収まるようにお祈りいたします。
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