2022年04月10日
花桃の伯備線
JR伯備線・方谷駅(ほうこくえき)の少し南側にある「花桃の里」。昨年は開花が早かったうえに、見頃は一週間もなく、予定していた日には散ってしまった。そこで、今年こそは…。
大阪の桜が終わりつつある9日㈯、岡山県高梁市(たかはしし)へと車を走らせました。これまで何度か訪れてきた伯備線ですが、春に訪れるのは初めて。
一本の木から二つの色の花を咲かせる「源平桃(ゲンペイモモ)」が咲き誇り、線路脇が鮮やかな白とピンクに染まっています。画は(☞画を押すと拡大します)、国鉄色に復元された381系6両編成の「やくも9号」(岡山方先頭車は貫通タイプ)、撮影時刻は11:51、98mmで撮影(トリミングあり)。クリーム色の車体に赤のラインの国鉄特急色はどんな景色の中でも存在感を放ってくれる。−〔地図〕−
伯備線に来たら貨物列車は外せない。ただ、上り貨物までまだ数時間あります。新見市内でゆっくり昼食休憩し、14時半に戻りました。
さあ、「やくも18号」から撮影再開です。朝から良い天気で気温もぐんぐん上がり、待っている間は長袖シャツ一枚でもちょっと暑いくらい。画は(☞画を押すと拡大します)、一瞬の桃源郷を走り抜けるゆったりやくも(ノーマル)4両編成、撮影時刻は14:54、86mmでローポジションから撮影。
ステンレス車の213系2両編成(856M)が通過して20分ほど、重厚なモーター音を渓谷に響かせながら貨物列車が近づいてきます。画は(☞画を押すと拡大します)、更新色のF64-1002号機が牽引するコンテナ満載の3084レ、撮影時刻は15:29、82mmで撮影。伯備線は国鉄型車両のオンパレードです。
2024年春以降に新型車両273系を投入するとの発表があり、381系の引退へのカウントダウンが始まっています。沿線はこれからますます賑やかになりそうです。
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